「SNSを始めてみたけど、更新が続かない」「投稿しているのに、問い合わせにつながらない」。大分の中小企業から、いちばん多くいただく悩みのひとつです。そして次に出てくるのが、「これ、外注したほうがいいのか。それとも自社でがんばるべきなのか」という迷いです。
先に言うと、正解は会社によって違います。この記事では、どちらを選ぶかを判断するための基準を、時間・コスト・継続性・成果の観点で整理します。
その前に —「続かない」の正体
外注か自社かを考える前に、なぜSNSが続かないのかをはっきりさせておきます。ほとんどの場合、担当者のやる気の問題ではありません。「本業の片手間」で回そうとしていることが原因です。
投稿のネタを考え、写真を撮り、文章を書き、反応を見て、次を考える。これを毎週、通常業務の合間にやり続けるのは、想像以上に負担が大きい。最初の数週間は勢いで持っても、繁忙期に一度止まると、そのまま放置される。これが「続かない」の典型です。
自社でやる場合の「見えないコスト」
自社運用は「お金がかからない」と思われがちですが、実際にはいちばん高くつくコストが隠れています。担当者の時間です。
仮に、SNSにかける時間が週5時間だとすると、月におよそ20時間。その担当者の時給を2,000円とすれば、月4万円分の人件費が、目に見えない形で消えています。しかもその時間は、本来の業務に使えたはずの時間です。「無料」に見えて、実は決して安くありません。
加えて、自社運用には属人化のリスクもあります。担当者が辞めたり異動したりすると、ノウハウごと消える。アカウントのパスワードすら分からなくなる、というのはよくある話です。
外注する場合のメリットと注意点
メリット
- 本業に集中できる。担当者の時間が空く
- 企画・作成・分析のノウハウを、外から借りられる
- 繁忙期でも止まらない。継続性が担保される
注意点
- 投稿を「代行するだけ」の業者だと、中身が薄くなり成果が出ない
- 自社の商品・現場を理解してくれない相手だと、内容が他人事になる
- 丸投げして任せきりにすると、社内にノウハウが残らない
外注の失敗は、たいてい「安さだけで選ぶ」か「丸投げして放置する」かのどちらかです。逆に言えば、そこさえ避ければ外注は強力な選択肢になります。
どちらを選ぶかの判断基準
次の質問に答えてみてください。「はい」が多いほど、外注が向いています。
- SNSに割ける社内の時間が、毎週安定して確保できない
- 投稿はしているが、何が効いているのか分析できていない
- 過去に一度、更新が止まった経験がある
- 本業がいちばんの強みで、そこに集中したい
逆に、社内に発信が得意な人がいて、時間もあり、続けられる自信があるなら、自社運用のほうが自社の声が乗って強いこともあります。
「全部外注」より「一部外注」が現実的なことも
外注か自社か、の二択で考えなくても大丈夫です。実際には、戦略と分析は外部に任せ、日々の投稿は社内で回すといったハイブリッドがうまくいくケースが多くあります。
たとえば「どのSNSに、誰に向けて、何を積み上げるか」という設計と、月次の振り返りだけをプロに任せ、投稿自体は現場が担当する。これなら、社内にノウハウを残しながら、方向性のブレをなくせます。自社の状況に合わせて、任せる範囲を決めればいいのです。
費用感は「何にお金を払うか」で見る
SNS運用代行の費用は、依頼先や任せる範囲によって大きく幅があります。この差は、「投稿の枚数」ではなく「どこまで任せるか」で決まります。
投稿の作成だけなのか、企画・撮影・分析・改善まで含むのか、広告運用も入るのか。安い見積もりは、たいてい「投稿を代行するだけ」です。大事なのは金額の高い安いより、自社の規模や目的に見合っていて、払った額が成果につながるかです。VECTは、それぞれのお店の状況に合わせて、無理のない範囲で費用対効果を考えた提案をします。
迷ったら、まず現状を整理するところから
外注か自社かは、「どちらが正しい」ではなく「自社の状況にどちらが合うか」で決まります。時間が取れないなら外注、社内に人がいるなら自社、その中間ならハイブリッド。まずは、いま自社がSNSにどれだけの時間とコストをかけているかを、正直に棚卸しすることから始めてください。
VECTでは、SNSの戦略設計から、投稿の企画・作成・分析、必要な範囲だけの部分的な支援まで、自社の状況に合わせて対応しています。「何から手をつければ」の段階でのご相談で大丈夫です。大分でSNS運用代行を頼むなら の記事や、SNS運用代行サービス のページもあわせてご覧ください。